OnTime for Domino との連携
こちらではOnTime for Domino 側の設定を説明します。
OnTime Roomsのインストール先や構成について
OnTime RoomsサーバーはNode.jsで動作します。Node.jsはOnTime Roomsのインストールやアップグレード時に自動で最新版がインストールされます。
OnTime Roomsサーバーのインストール先はOnTime for Dominoが稼働するWindowsサーバー上でも別のDominoが稼働するWindowsサーバーでも、全く別のWindowsサーバー上でも可能です。
接続ポートについては同じサーバー、別サーバーのいずれでも下図を参考に開放してください。

OnTime 設定DBで作業をします
OnTime for Dominoの設定DB(ontimegc.nsf)を開きます。
対応したアクティベーションキーを導入
OnTime Roomsのライセンスを購入時に納品されたアクティベーションキーを導入します。
Roleを作成します
Rolesビューでアクションボタン「Add Role」で新規のロール文書を作成します。
Nameには「OnTime Room Display」を指定してください(将来のバージョンのために予約です)。

「Role Members」の「Members」は誰も設定する必要はありません。
「Members the Role has selected access to」の「Create, Edit and Delete entries」には
*Persons
*Rooms
と全てのユーザーと全ての会議室をワイルドカードで指定してください。
すべての項目を設定したら「Save & Close」ボタンを押して閉じます。
API Userを作成します
OnTime Rooms用のAPIアカウントを準備します。左サイドのビュー一覧からUsers/API Usersビューを開きアクションの「Add API User」をクリックします。

新規作成画面で項目を設定します。

Name
Rooms設定で利用する名前。「OnTimeRoomDisplay/ApiUser」と入力します。固定です。
Application ID
「OnTimeRoomsDisplay」を選択します。アクティベーションキーを投入しないと表示されません。
ロール(役割)
Rolesで作成した「OnTime Room Display」を選択します。
Token
OnTime Roomsの管理センターで利用します。テキストとしてコピーしてください。
保存
すべての項目を設定したら「Save & Close」ボタンを押して閉じます。
Global SettingでOnTime Roomsを設定します
Global Setting 文書 でOnTime Rooms用の設定をします。文書を開いたら「Rooms Display」タブに移動します。

利用する会議室を選択します
OnTime Roomsで利用する会議室を選択します。購入された数量まで選択できます。
Role Memberを選択します
API USERで設定した同じRoleを選択します。
保存
すべての項目を設定したら「Save & Close」ボタンを押して閉じます。
Server SettingでOnTime Roomsを設定します
Server Setting 文書 でOnTime Rooms用の設定をします。文書を開いたら「Web Settings」内の「Users allowed to run ‘OnBehalfOf’」に「OnTimeRoomDisplay/ApiUser」を入力します。

保存
値を入力したら「Save & Close」ボタンを押して閉じます。
